[Reel Film] Week1-6「農地開拓と古民家再生」

たいぶ快適に住めるようになってきた。暖かくなってきたので農地開拓中。

DAY36「キッチンのテーブル」

座敷で仕事。気温が23℃でかなり暖かい。昼下がりまで風が強くて春の嵐。軽く換気をしたあとに窓を閉めたら、近くでスズメが風除けをしていたのに逃げていってしまい申し訳ない。

キッチンの新しいテーブルを探している。欲しいテーブルの在庫がなく、DIYで作ろうかと検討もしつつ、なんだかんだで無印のテーブルをネットで買った。

ホームセンターに染井吉野があった。記念樹として何か果樹を植えるのもいいなぁと思った。家の周りの農家さんたちが畑の手入れを始めている。耕したりビニールシートを張ったり。家の窓にガガンボ、通称カトンボが多い。人にとって特に害はなく、飛ぶスピードも遅いので、もし家の中に入ってきても簡単に捕まえて逃がせる。

DAY37「AKIRA、火の鳥、風の谷のナウシカ、バガボンド」

夕方まで仕事。

ブックスキャン」に送ってPDF化する予定のコミックを買った。

AKIRA、火の鳥、風の谷のナウシカ、バガボンド。

DAY38「母に会った」

これから母の診察のため病院に向かう。アルツハイマー型認知症で、昔の僕の姿を覚えていても、最近の僕のことを忘れているかもしれない。母に会うのは1年ぶりだ。大勢の前で自分の考えを話すような、そんな緊張感があった。

待ち合わせの駐車場で、施設の車から母が降りようとしていた。小さな体でちょこんと座っていて、純粋で、小さくて、意思があった。今日も生きようとしていた。

「常治だよ」と言ったら、
「常治?」とすごく笑顔になって、
「どこ?」となって、
「俺やおれ」と言ったら、
「大きくなったね」って。

親の結婚式の写真が何度もフラッシュバックした。姉も僕もまだ産まれておらず、両親は家族の始まりに何を思ったか。人が老いるのがこんなにも悲しいのかと。それは、その人が生きてきた波紋があるからだ。
Week1|DAY3「捨てられないローズウッドのタンス」

帰り道、桜が満開だった。白い桜が白い空に溶けて、涙が散った。

DAY39「タンスの木目」

きょうは白エビ漁の解禁日だ。

ふと気がついたんだけどこのタンス、引き出しの順番が違うのでは?木目がちゃんと揃うのでは?

DAY40「解約と名義変更」

母のケータイを解約した。委任状をもって行き、スムーズに手続きが終わった。
契約者が来店できないため代理人で各種変更手続きをしたいのですが、手続きに必要なものを教えてください。 | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク

NHKの放送受信契約を解約した。母が入った施設の名前、住所、電話番号を聞かれた。テレビを処分した時期や方法なども聞かれた。
NHK受信料の窓口-放送受信契約の解約

固定電話の解約をした。父の名義のままだったので、父が亡くなった日時がわかる死亡届のコピーを提出した。
NTT西日本|電話のご案内公式|ご不要になったとき|利用休止・一時中断・解約|ご契約者がお亡くなりになられた場合の解約

電気の契約名義変更をして、クレジットカード支払いの手続きをした。
北陸電力|契約名義変更のお申し込み

上下水道の名義変更と口座引き落としの手続きをした。
上下水道の使用開始又は中止等について|射水市

DAY41「畑の土壌がpH6.0」

畑の土壌を調べたらpH6.0。少し酸性なので中和するために有機石灰をまいた。

消石灰(しょうせっかい)や苦土石灰(くどせっかい)は水酸化カルシウムで、強いアルカリ性だ。石灰が堆肥/肥料と組み合わさると、堆肥内の窒素と化学反応を起こしてしまい、アンモニアガスとなって逃げてしまう。今回使った牡蠣殻の有機石灰の場合は、土を中和する力は強くはないけど窒素との化学反応が起こらない。

植物に必要な栄養素のうち、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)の3大要素などがバランスがよく含まれていること。根が張りやすいふかふかの土であること、それが継続すること。水はけがよく、水もちがよいこと。畑がぬか漬けのように思えてきた。プロバイオティクスそのものである。

土壌について調べていたら、興味深い情報に辿り着いた。雑草は、その土に足りない要素を吸収する特性がある。葉っぱから吸収して根から出し、土にその養分を増やしていく。

洗面台の鏡を外したら、洗面所に光が差し込むようになった。クッションマットも交換したくなった。これはしばらく終わらない掃除になると思う。終わってから次にいこうではなく、これをやりながら生きていこうという思考に切り替わっていった。

DAY42「シン・AKIRA」

今日の雨に合わせて畑の土づくりを進めてきた。こんなにも雨が待ち遠しく、降っている間もワクワクすることは初めてかもしれない。

庵野秀明監督の「シン・ウルトラマン」に続いて「シン・仮面ライダー」の企画発表があった。個人的には「シン・AKIRA」が観たい。観たいというか、そんな世界線をみたい。

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