ゼミナール マーケティング入門」を元に、要約メモしておきたいと思います。

  • 技術と用途の出会いを通じて新たな製品・サービスが生まれ、産業のライフサイクルが始まる。新たな製品・サービスを生み出す技術と用途の出会いには、さまざまな偶然が働く。
  • 「デファクト・スタンダード(業界標準)」が成立することで、産業は離陸する。業界標準の成立によって、各企業が安心して投資できるようになると同時に、多様名製品群が出揃うから。
  • 産業が離陸するにあたっては、「革新的採用者」に対応したマーケティングから、「初期採用者」に対応したマーケティングへの転換が求められる。こうした転換を進めるうえで鍵となるのが「拡張製品」の導入。
  • 産業の成長期に入ると、産業のプレーヤー(メーカー、消費者、流通業者など)の間で相互依存的な役割期待が形成される。また、企業はマーケティング・ミックスを、プッシュ戦略からプル戦略へと転換する。
  • 産業の熟成期は、事業への投資を回収する時期。成熟期のマーケティング目標は、利益を重視したものとなる。産業の衰退期を乗り越えるためには、事業の再定義が必要となる。

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