最近は女性が強いなって思う場面が多くて、特にジムとか。ビジネスも男社会から離れた所で全く新しい事業を立ち上げていたり。

毎日のようにジムで強い女性を見かける。このくらい打ち込んでる女性は割といる。おっさんの猫パンチをみていると、あぁ平成は終わったのだなと思う。

強い女性と、その市場フェムテック

おそらく男女比が2:8〜3:7くらいの、いまはまだ既存の社会の外郭にありながらも、少し色の違う社会が生まれてきているなぁと感じるのです。そして総数は同じなので、どこかは膨らめばどこかで自然淘汰がはじまり、平衡化が行われるということです。

さらには、Femtech – フェムテック(Femele+Technology)と呼ばれるように、男女比0:10の市場も存在します。女性にとっては特にストレスフルであろう今の時代から、そのタブーを壊していける場所が必要なのだと思います。男性社会の中で、女性が男性化していく考え方ではなく。

多様性とは

人と人や、男女の違いを理解し、差別ではなく明確に区別をすることが重要だと思っています。お互いに価値観が違うことを認識して、しっかりと「あなたと私は違う」と区別するということです。分かり合えないことは必ずあるので、自分の価値観とは合わないからと攻撃していくのではなく、区別です。

日本語のように、ひらがな、カタカナ、漢字、英数字と、価値観が違う同士が混ざっても、崩壊しないどころか表現力が上がっている、そんなイメージですね。

満員電車とベビーカー

圧倒的に男性が有利な社会構造の中で、女性にストレスがかかっていた所に、当然として起こった問題なのだと思います。満員電車とベビーカー問題を知った時、男女は同じ社会で生きているので、解決すべき問題は目の前のベビーカーではなく、変わらない満員電車なのかもしれないと思いました。

満員電車とベビーカー問題は当事者とその旦那さんレベルではなくて、独身男性も巻き込んでいくべきだと考えています。これは「立場の違い」として対面して議論するようなものではなくて、「視点の違い」として、お互いに同じ方向を見て考えていくべきことなのだと思うのです。立場の違いは、感情論と受け取られやすいということです。

満員電車から降りたホームで、おっさんを背後からおもいっきり蹴る青年をみました。誰も得しない事故というか犯罪であり、限られたエネルギーをこの揉め事に注ぎ込むべきではないはずです。

人はそれぞれの価値観で生きています。その、価値観の違う人同士の罵倒から始まり、歩み寄りや何かにたとえて理解し合うところを経て、もうずっと深いところで議論を行うべきというのが僕の持論です。もうひとつ次元の高い部分でものごとをとらえていき、問題解決へと進むべきですよね。

そして多くの場合、問題解決能力を持たない、感情論でしか行動できない人が入ってきて炎上します。これからも、どんなに炎上しようがSNSには自分が思ったことを書いていくのが正解だと思います。一部の能力の低い人が絡んでくるだけの、取るに足らない現象なのですから。

結婚という制度

女性は、22歳で就職して、仕事と恋愛をバランスよく最高のパフォーマンスで同時進行して、25歳で出会って、26歳で結婚して、30歳で出産する。30歳以降は仕事はセーブして、それまでに築いた地位で数年後には仕事復帰する。テキストに起こすとすごいことが求められていますが、これは笑い話でなはくリアルです。

18歳くらいの女の子が、早く結婚しないと将来が不安で仕方ないと思うような社会はよくないと思うのですよね。結婚という制度が時代と合わなくなってきていると同時に、結婚していない人をとことんまで追い詰めてしまうのです。結婚はまるで幸せの象徴であり、それをしない人は魅力がないかのように。

家族という生き方はどんな形でもいいじゃないか

家族とはいえ他人なのです。人は複雑な事情が絡み合って今があるのであって、単純な一面からのみ判断できるものではないです。人それぞれ、限られたエネルギーを正しく使えるように。既存概念の中で家族を作るのも、新しい概念を作ってそれを家族とするのも、どちらも正しいことだと思うのですよね。

強い女性

強い女性が作る新しい社会の側にいて、それを男としてお手伝いしていきたいと思います。女性が集まる場所にはいずれ必ず男性が集まってきます。怒りの力を増幅させたいわけではなく、良いエネルギーを増幅させたいです。今の男性社会から離れた場所で新しい社会が育まれていって、破壊と継承と再構築がうまく起こればいいなと思います。

最初は女性の市場とはいえ、必ず平衡化が行われて、その他多くの市場にも影響を及ぼすことを信じて。

僕に何ができるかはわかりませんが、何かグッとくるものがあったら気軽に声をかけてください!

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