フリーのからくり」を元に、要約メモしておきたいと思います。

180円のコーヒーが0円!「ついで買い」を誘い、トータルでプラスに

宣伝効果で新しいお客を呼び寄せ、返報性の原理が働くことで「無料のコーヒーだけを頼むのは悪い」という気持ちになる。

30分の皿洗いで定職がタダ!学生たちの強い味方

食べた定食が700円、30分の皿洗いで400円分を回収。定食の原価が210円なので、190円の利益となる。さらに話題性で宣伝効果もあり、お店に親しみをもってもらえる。

誕生日はステーキセットが無料。イベント性がお得感を盛り上げる

このクーポンを利用するためには、2000円以上の注文をすることが条件になっている。そのため2人以上で来店するのが現実的で、本人以外は通常料金となる。

何杯飲んでも焼酎がタダ!驚きと満足感がクチコミで広まる

1人2品料理を注文するノルマがある。焼酎1杯の原価はおよそ50円、1人が飲む量が5,6杯だと考えれば、1人300円の宣伝費用で来店してもらえることになる。

今や草津温泉の名物。話題性で温泉街全体を盛り上げる

道行く観光客に温泉まんじゅうを1個タダで配っている。さらにお茶を差し出され、その湯飲みを返すためには店内に入らなくてはならない。

楽曲を無料で配信して知名度アップ。ライブで稼ぐミュージシャン

アーティスト本人に入る印税は、CDの価格の1,2%程度。初めからCDの売上をアテにせずに、ライブを活動の中心にしていこうという考え方。

新刊をネットで全文無料公開。それでも紙の本が売れる理由は?

基本的なサービスを無料で提供しつつ、より高度な価値をもつサービスを有料で提供するという「フリープレミアム」。電子書籍と紙の本は別物。活字離れと言われているが、新聞や雑誌を読まなくなった人が、ネットで大量のニュースやブログを読み、ケータイで小説を読むようになった。

新聞社が新聞を無料で配信。次は有料化か、広告モデルか?

新聞というメディアを再認識してもらえ、トータルで読者が増えることが予想される。

あと少し買えば駐車場代がタダになる。買った方が得?

5000円以上のお買い物で駐車場代無料というもの。

まずは使ってもらい、レンタルの手軽さを実感してもらう

2週間無料お試しサービスで製品の良さをわかってもらう。さらに、定期的にサービスマンが訪問し、取り替えてくれることのありがたさに気づいてもらう。

顧客サービスとして設置。返ってくるのに、なぜ100円入れる?

コンロッカーに100円を入れるのは、荷物を預けたことを忘れないようにという意味合いがある。また、鍵の持ち帰りや紛失、複数使用、長期使用を防ぐ意味もある。

新製品をどんどん試せる!精度の高いマーケティング集団として活躍

サンプル提供サイトでは、入会時に詳細なプロフィールを登録する。そのため、企業が望む層の会員にサンプルを提供できる。サンプルを受け取った会員の行動をフォローするトレーニングを行い、サンプルの提供が購入に結びついたかどうかまで追跡することができる。

本当に売りたいのはデータ通信サービス。「2年縛り」と月々の通信料で回収

0円パソコン購入の際の義務となっている、通信キャリアのデータ通信サービスへの加入。この契約によって、キャリアから販売店にはインセンティブが支払われる。これでパソコンの仕入れを十分まかなえるため、0円で配っても販売店は儲かる。この仕組みの背景には、通信キャリアによる次世代データ通信をめぐる競争がある。少なくとも2年間払い続けてくれないともとがとれないため、2年縛りであることがほとんど。

初期費用が無料。月々のインクカードリッジで回収

0円プリンターは2年契約の義務がある。毎月購入するカードリッジの代金にプリンター本体の代金が含まれていて、24回に分けて支払っていることになる、

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