Hot Pepper ミラクル・ストーリー」を元に、要約メモしておきたいと思います。

逆行して生まれた

いきなりネットでホットペッパーをスタートしても広告掲載料無料化争いに巻き込まれるだけだった。バーチャルのネットにクライアントは掲載料を払わないが、リアル紙の広告ならお金を払う。まずはクライアントからお金をもらう仕組みを作る。けれど、自宅で無料で情報が手に入るユーザーに対しては、無料で情報を提供しなくてはならない。つまり、フリーペーパー=無料誌。

クライアントにはリアルで課金する仕組みを作って囲い込む一方、ユーザーはフリーペーパーという形で囲い込みと場づくりをしてブランド化する。そして、来るべきネット時代にそのクライアント情報とユーザー囲い込みをWebに転嫁すればいいと考えた。

生活圏の日常生活コンテンツ・ポータル

生活圏の中で毎日の消費行動をしている。どんなに広くても10キロ(東京だけは30分の時間範囲)。生活圏の中で情報を探し、消費行動をしている。生活圏で、稼いだ所得の8割を消費する。街の生活情報誌こそが日常型コンテンツがふんだんにある情報誌となる。生活圏の情報こそ日常生活の中で人々が必要とする情報。ホットペッパーは「生活圏エリアの紙のポータル」と考えてスタートした。

人を動かすスイッチ

誰でも原稿をつくれるシンプルな写真とキャッチとクーポンにすることで、クリエイティブ・コストを削減しながら、クーポンという武器で圧倒的な注目と商品差異化を実現した。クーポン戻り枚数、来客数、客単価で売り上げ換算され、広告掲載料とのコストパフォーマンスが測定される。クーポンは広告掲載クライアントにとって「価値を測定する仕組み化」も初めてつくり出した。

日本にクーポン文化を醸成する

クーポンは値下げではない。売れない→定価を下げる→利益が上がる→減価・経費を下げる→人件費を下げる→所得が下がる→物が買えない→物が売れないというデフレスパイラルの最大の間違いは「定価を下げた」ところにある。一度下げた定価は二度と元に戻らない。

クーポンは「定価はそのまま」で、時間を限って、ユーザー対象を限って、商品を限って、個数を限って行う賢い価格政策。

クーポンは賢い消費を実現する。使うことが得なのではなく、使わないことが損になる。クーポンを使うことがケチくさくて恥ずかしいという気持ちがなくなり、習慣となり文化となる。

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