ブランドとショップの関係

ブランドは有機体であり、それを扱う空間であるネットショップとは緊密な関係にあります。ネットショップは商品購入のための便利なシステムということではなく、インスタレーションそのものだというのが持論です。

主観と俯瞰のバランス

ネットショップを運営するスタッフ間では、お客様からのお問い合わせやその返信内容を共有することや、商品名を略さないこと、専門用語を使わないことなどの重要性が上げられます。しかしそれはいったい何のために?
そういったブランドの根っこが共有できていれば、事細かなマニュアルを作る必要なんてありません。それだけブランドやショップの軸を作ることは重要なことだということです。

しかしここには矛盾したものもあって、お互いに根っこを理解しているつもりでも感覚が大きく違うこともありますよね。それぞれの価値観から来る主観と、全てを俯瞰で見ることができる目などは、人それぞれ大きく異なります。これらは情報の共有のみで解決するのは難しいかも知れません。

会議は「人vs人」ではなく「意見vs意見」だということを、会議に参加する全員が理解しておく必要があります。チームのリーダーを決めるなど、誰かに権限をあたえることでスムーズに前に進むことができる場合もあると思います。

限られたエネルギーをどこに注ぎ込むか

自分たちの強みは徹底的に出して行き、得意じゃないことは委託する。限られたエネルギーをどこに注ぎ込むかの見極めは必要なことです。そのためのフレームワークを持っているといつか役立つこともあるかも知れません。多くの日常的な仕事は、小さなタスクリストに落とし込むことで半分以上は片付くことが多いです。「あれもこれもやらないと…」とずっと気持ちを圧迫している状態は良くないので、早く頭の中から外に出してやる必要があります。外というのはつまり、小さなタスクリストに落とし込むことです。

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