Webユーザビリティ・デザイン」を元に、要約メモしておきたいと思います。

28_どのページから入ってきても次の行動がわかるように設計する

Yahoo! や Google などの検索エンジンからやってきて、そのページに目当てのものがあるかどうかを確認し、なければ帰って行く。情報が別のページにあるにもかかわらずナビゲーションが不十分なために1ページしか見ずに直帰されているとすれば、それは大きな機会の損失になる。パンくずリストなどを使って、2ページ目以降に誘導する。

29_ランディングページの最適化を図る

ユーザーが、クリックに対して課金するPPC広告(Pay Per Click)やバナーをクリックし、最初に訪れるページのこと。ランディングページを見て、商品の購入、プレゼントの応募、資料請求などのアクションを起こすかどうかを判断する。そのために、LPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)を行う。

30_会員登録とログインでユーザーを囲い込まない

通常のWebサイトでは、会員登録とログインをやめるだけで、売上やユーザー数は確実にアップする。ログインが必要なのは、オンラインバンキングのような「セキュリティが非常に重要な場合」や、ブログのような「第三者に侵入されることを防ぐ必要がある場合」、そして、食品の配達のような「定期的に必ず利用するサービスサイト」くらい。

31_すべてのページにお問い合わせ先を明記する

広告や新聞への折り込みチラシで、お問い合わせ先の電話番号が記載されていないものはほとんどない。それは、お問い合わせが購買や契約につながる重要なきっかけだから。連絡先の記載が、冷やかしや苦情の殺到につながるのではないかと考えるかもしれないが、現実社会の企業での常識は、ネット上でも常識。

32_記載したページを削除・移動・リネームしない

新URLに自動的に移動させたり、サイトマップを表示するなどエラーページをカスタマイズしたHTMLファイルを用意して、せっかく来てくれたユーザーを追い返さない。

33_どのページから来てもホームに戻れるようにする

サイトロゴの下に「ホーム」を表示したり、グローバルナビに「ホーム」を表示したり、パンくずリストに「ホーム」を表示するなど、迷ったらホーム、とりあえずホーム、という行動に応える。

34_Webサイトの目的やテーマはタグラインで瞬時に伝える

何を目的としたWebサイトなのかを知らせるために、サイトロゴの周辺などにタグラインを入れる。

35_トップページでユーザーを信頼させる

顔が見えるリアル店舗と違い、ユーザーにとってはWebサイトの情報がすべて。個人情報保護方針や会社住所、連絡先を明記する。プライバシーマークを取得するのも有効。TRUST-e、VeriSign、JADMAなど。

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