何で読んだか覚えていないけれど、プレイヤーと監督というお話がありました。
プレイヤーは試合に勝てる人。監督というのは、なぜその試合に勝てたかを説明できる人。そんな内容でした。

最高のプレイヤーが最高の監督になれるということではないし、最高の監督が最高のプレイヤーである必要もないのです。

会社に置き換えると、経営者はプレイヤーであってはいけないのです。なぜそうなったのかを説明できなければいけないし、ある事業計画のもとに売上げを立てなければいけないので、予定よりも売上げが下がってはいけないわけです。さらには、予定よりも売上げが上がりすぎてもいけない。上場している株式会社だったら、上方(下方)修正とかといったことになると思いますが、予定している売上げよりも上がりすぎた場合には、株主から予測能力のない経営者とみなされてしまいます。会社は株主のものなので、経営者は降ろされてしまうことになります。

僕は、2003年8月からフリーランスになった程度のものですが、「なぜ経営者と社員はいつまでたっても歩み寄れないのか」というのをよく考えます。会社を辞めて個人事業主として仕事をするようになってから、ホントによく考えます。

例えば…
待ち合わせをしていた時間に相手が遅れました。
「なんで遅れたの?」と聞きます。
「ごめんなさい!」と返ってきました。

例えば…
仕事のスケジュールを立てていたのに、先方がそのスケジュールに遅れてしまいました。「無理なく可能なスケジュールを教えてください」と連絡しました。
「ごめんなさい!すぐにやります」と返ってきました。

叱られる!怒られる!と考えてしまうのが社員根性ではないかと思います。上司や先方に迷惑をかけているのを自分でも分かっているわけですから、とにかく後ろめたい気持ちでいっぱいなのです。

経営者目線で考えると、きっとこうなります。

前者の待ち合わせの方は、心配して聞いたのです。普段は遅れない人が連絡もせずに遅れたのだから、何かあったのではないかと心配になります。遅れた理由が知りたかったのでした。
後者のスケジュールの方は、遅れたのは仕方がないのでスケジュールを組み直すために、無理なく可能なスケジュールを聞いたつもりでした。叱っているのではなく、遅れたスケジュールを調整したいのです。

「寝坊しました。ごめんなさい!あとで土下座します!」ではなくて、遅れたものはどうにもならないのだから、何時に到着できるのか連絡が欲しい、そういうことですね。

そういった、なかなか視点の変更ができない状態のことを、社員根性と僕は勝手に呼んでいます。

社員根性というのは、自分自身も社員だったときにどっぷりと浸かっていたものだけに、思い出しただけでも背筋がゾクッとして、恥ずかしくてポッとなるのですが、フリーランスというのはいったいどういうものかというお話もいつか書いてみたいなと思っています。

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