IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計 」を元に、要約メモしておきたいと思います。

20_ユーザ分析の意義と全体像

情報アーキテクチャ設計は正しいユーザ理解から始まる

誰がいつどんな状況で情報に接するのかを正しく知ること。

21_さまざまなユーザ調査

ユーザを調査するためのさまざまな手法

ユーザ調査は、定性調査と定量調査とに分けられる。また、より発見的な調査と検証を行うための調査とに分けられる。

22_コンテクスチュアル・デザイン

ユーザ調査、モデル分析を効果的に行う手法

インタビューを行った結果は、フロー(役割)、シーケンス(作業の流れ)、人工物(メモなど)、文化(人間関係など)、物理環境(利用者の物理的な環境)という5つのワークフローモデルの軸に沿ってまとめられる。

23_オンラインリサーチ

仮説を定量的に裏付ける際に効果的な手法

24_ユーザビリティテスト

ユーザビリティテストで利用者の実体を観察する

  • パフォーマンス評価
    時間やエラー回数を測定する
  • インタラクション評価
    観察や発話によって評価する

25_ユーザモデリング

ユーザ調査の結果をデザインに用いるための手法

観察・調査によって得られたユーザの振るまいや、特性・心理状況を適切なモデルにすることで、情報や競合する要素に優先順位をつけることができるようになる。これがデザインを行う際の判断材料となり、観察だけでは得られないようなデザインのインスピレーションを得ることができる。

26_ペルソナ法

調査に基づき、具体的なユーザ像を定義する手法

  • 活動:行っている行動、そのタイミング、頻度
  • 態度:製品や製品ドメイン自体にどのように考えているか
  • 適性:ユーザの背景知識や学習能力
  • モチベーション:その製品ドメインに関わっている理由、目的
  • 技能:製品ドメインに関する知識、ITリテラシー

27_メンタルモデル分析

どのようにユーザが対象を認識しているかという「頭の中のモデル」

メンタルモデルとは、ユーザがサイトやタスクをどのようにとらえているかという「頭の中のモデル」を指す。一般的なものでは「製品やサービスがそのターゲットユーザにどのように認識されているか」というメンタルモデルがある。

28_シチュエーション・ニーズ分析

ユーザごとの状況ニーズから必要なコンテンツを導出する

  • どんなユーザの状況がありうるか
  • それぞれの状況におけるユーザニーズ
  • そのプライオリティ

29_情報探索行動モデル

「情報を探す」行為のさまざまなパターン

  • 既知項目検索モード
    分かっている情報を探している
  • 調査探索モード
    特定の内容に対して知識を広げながら情報を探している
  • 認識不足モード
    自分が何を求めているか把握できていないまま情報を探している
  • 再探索
    一度みつけた情報を探している

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