【シェア生活】02_アウトプットとインプット

シェア生活それから

さまざまな価値観

コワーキングスペースはアウトプット、シェアハウスはインプットという形が僕の中でできあがりました。これが逆転すると、仲の良い関係性や、良い場所の雰囲気が邪魔をするのです。なので、コワーキングスペースは、やはりひとりになれる空間を必要としました。その反面、矛盾しますがほどよく交流は深めたいのです。この辺の使い方は自由なのがコワーキングスペースの良いところなので、使い方次第だと思います。

どちらか一方だけを実現していくのではなくて、その両極端にあるようなことを両方とも実現していく、ここに「茹でガエル」にならなさを見出していきたいですね。

シェア空間の哲学

コワーキングスペースやシェアハウスがどうということではなくて、生活の中にシェアや共有という寛容性を受け入れていくことに対する考えです。

シェアハウスに住む人の特性とオペレーション

どんな想いが込められたシェアハウスでも、そこに住む人は自分の価値観で「ここは何か」という再定義から始めるのだと思います。そのシェアハウスの企画に関わった人間が入ればガンガン正統進化はするけれど、中の人間のモチベーションは下がるのではないかと思います。

その一方で、長く住んでいる人にとって(のみ)心地よすぎる空間はコミュニティを衰退させる原因にもなるのかも知れません。それは、変わり続ける空間を止めてしまったということでもあるので、これもまた「茹でガエル」になりやすい部分なのかも知れませんね。

居心地の良い場所に居続けると、外に向けるべきエネルギーが内に向いてしまうのではないかと思うのです。自分を中心としたコミュニティの外郭はいくつかあります。たとえば家族や会社などです。あるコミュニティの中でひとつのことにすべてのエネルギーを注ぎ込んでばかりいても、さらに大きな外郭では何も起こっていないのと同じことです。

でもやっぱり足りないこともある

たとえば、どうせ来ないからといって用意する分量を減らすと、本当に人が来なくなります。用意した分量に見合う分の人が集まるのだと思います。大規模なコワーキングスペースやシェアハウスが、その人数に合わない設備で運営できるのはこのためだと思うのですよ。

本当に100人を集めたいなら、100人分の分量が必要だと思います。それを統計学的に考えて減らしてしまうと、どんどん減っていくんじゃないかなと。その仕組みが「何かからエネルギーを奪うことで成り立っている」のだとしたら、あまり良い方向ではないと思うのです。

シェアハウスこれから

これからもシェアハウスに住みたいです。最初に住んだシェアハウス、今のシェアハウスががとてもいいところだからです。たまたま良くないシェアハウスに住んでいたらと思うとぞっとしますが。

街の中にランチ用のシェアキッチンほしいな。食堂みたいに与えられたメニューじゃなくて、その日用意された食材から自由に料理できるみたいな。食事は場所を変えて気分転換したいし、変化を楽しみたいのです。

長屋のシステムってすばらしい。ちゃぶ台をだし、布団をだし、すべて仕舞えば何もないスペースができる。四畳半の部屋で衣食住できるのはすばらしいです。

などなど、もっと細分化されてマニアックなものができてほしい。「ここには絶対に住めない!」という人がいれば、きっと他の誰かにとってはかけがえのない居場所になるかもしれません。何も否定しないが、あらゆることに対して考えを持って行く姿勢、これが大事なんじゃないかなぁと。

流行りに乗っかったチャラいシェアハウスがありふれてきていることに対してイライラしている人たちは、そんなことに大切なエネルギーを奪われないで。見た目には同じでも、そこにいたるプロセスに価値があるのだから、きっと本質を抽出できていないだろうから、淘汰されるのを待っていればそれで。いや、それが問題なのか。

――おしまい。

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