2008年ヒット商品ベスト30、日経トレンディ版と、昨日発表になった日経MJ版です。

いずれもトップはPB(プライベートブランド)です。日経トレンディのPodcastでもずっとPBの行く先を追っていたので、気になって注意深く商品を見ていました。よく行くイトーヨーカドーですが、最近はセブンプレミアムの棚が極端に増えましたね。あと、ちょっと性格は違いますが、無印良品の商品ラインナップ(というか入れ替わり)もすごいな〜と驚かされます。

イトーヨーカドーのセブンプレミアムの場合は、

  1. 商品の裏に表示されているが、製造しているのは大手の製造業者
  2. NB(ナショナルブランド)よりも低価格で提供するために、例えばカップラーメンのエビの量を減らしたりしている
  3. 製造業者は、単純に売上げの絶対数が増えるかわりに、販売側(セブン&アイ・ホールディングス)に手の内を知られるというデメリットがある

などが特徴としてあるかと思います。

気になるのが【3】ですが、ちょっと次世代マーケティングプラットフォームの考えとかぶるのですが、どうでしょうか。
販売側がノウハウを蓄積していくことが可能な状態になっているので、その貯まっていくデータをわざわざ無視するようなことはしないと思うのです。

また、こんな記事もありました。

サミーネットワークスは12月2日、携帯電話で年賀状の作成、印刷、送付ができる「ケータイPOST」で、松屋フーズとのタイアップキャンペーン「牛めし年賀状」を実施すると発表した。
»丑年に「牛めし年賀状」を──松屋と「年賀状のケータイPOST」のタイアップキャンペーン – ITmedia +D モバイル

マーケティングプラットフォームや360度マーケティングの考え方は、何もインターネットだけの話ではなく、実店舗でも十分に機能するようです。むしろ、実店舗(リアルショップ)でこそ実現可能な三河屋さん的サービスも数多くあると思うので、技術革新の津波にのみこまれないための対策も必要なのかも知れませんね。イトーヨーカドーの商品が、あっという間にPBだらけになってしまうのですから。

2008年ヒット商品ベスト30、日経トレンディ版です

順位 商品名
1 PB(プライベートブランド)
2 Eee PC
3 Wii Fit
4 アウトレットモール
5 ZERO系飲料
6 鉄道博物館
7 BBクリーム
8 H&M
9 BD(ブルーレイ・ディスク)レコーダー
10 ケシポン
11 iPhone 3G
12 ファンタ ふるふるシェイカー
13 ジェロ
14 B型自分の説明書
15 シャワークリーンスーツ
16 花畑牧場生キャラメル
17 クロスウォーカー
18 プレミアムローストコーヒー
19 デジタルフォトフレーム
20 ニコチンパッチ
21 レインブーツ
22 スープdeおこげ
23 めぐりズム 蒸気でホットアイマスク
24 クルトガ
25 クッキングトイ
26 リキッドガム
27 崖の上のポニョ
28 チーザ
29 カレー鍋
30 富士登山
»2008年ヒット商品ベスト30(日経トレンディ)

そしてこちらは昨日発表の2008年ヒット商品番付、日経MJ版です

  西
横綱 ユニクロ・H&M セブンプレミアム・トップバリュ
大関 低価格小型パソコン Wii Fit(任天堂)
関脇 ブルーレイ パルックボールプレミアクイック(パナソニック)
小結 円高還元セール プレミアムローストコーヒー(日本マクドナルド)
前頭 熱いまま急っと瞬冷凍(三菱電機) デジタルフォトフレーム
ワンダ ゼロマックス(アサヒ飲料) 氷結ストロング(キリンビール)
iQ(トヨタ自動車) iPhone 3G(米アップル)
B型自分の説明書 金融危機本
金のつぶ あらっ便利 チーザ(江崎グリコ)
エネループ モンスターハンターポータブル2ndG(カプコン)
崖の上のポニョ 篤姫
ブローネ泡カラー 香りつづくトップ(ライオン)
シャワークリーンスーツ 柄タイツ
調理玩具 ユニ ナノダイヤ
クロスウォーカー(ワコール) ブランド携帯
東大合格ノート ケシポン(プラスステーショナリー)
ジェロ 羞恥心
生キャラメル クロレッツアイス(キッドバリー・ジャパン)
殊勲賞 サントリーのビール飲料  
敢闘賞 イオンレイクタウン  
技能賞 イセタンガール  
話題賞 レーザー・レーサー、石川遼  
残念賞 冷凍食品  
  • 温かいものを冷たくする
  • 女性用を男性用にする
  • 子供用を大人用にする
  • セットを小分けにする
  • 業務用を一般用にする

などの置き換えや

  • エントリーモデルをつくる
  • 新しい基準を持ち込む
  • コモディティ商品に新しい価値を持ち込む
  • 専門化する
  • 大量生産を避けて、少量生産を基本に新商品を頻繁に出していく
  • 使っていて楽しい、つい使ってしまうもの
  • 自分でカスタマイズできる

という傾向があるのかな、と思いました。

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